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インタビュー

2024年頭インタビュー(後編)「アフターコロナの課題克服に向け」

コロナ禍を“会えない代わり”のギフトや衛生用品の特需、自治体の支援事業の獲得などで踏ん張ったギフト業界だが、アフターコロナの課題が浮上してきた。 それは想いのほか伸びなかった、昨歳暮を筆頭にしたフォーマルギフトの緩慢な回復基調。「婚姻率、それに伴う出生率の低減にブレーキがかからないこと。紙代、運賃がこれだけ高騰しているにも関わらず、いつまでたっても上がらない3千円、5千円、1万円のギフト上代」とい […]

2024年頭インタビュー(前編)/ギフト・カレンダー業界の展望と方針

業界待望のギフトアプリが間もなく発表されようとしている。コロナで疲弊した返礼品市場を盛り上げ、若者、新規客、パーソナル市場や自家需を取り込む、新たな尖兵になると期待される。 目前に迫ったSociety 5.0の社会はサイバー空間(仮想)とフィジカル空間(現実)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題を解決する人間中心の社会と言われる。仮想=アプリ、現実=店、経済=売上げ、人間=顧客、 […]

インタビュー/伊予結納センター 窪田社長「結納だけでない新しい支援の形」

結納は人口の減少や結婚数の減少で減っていくので、結納でない新しい形の支援策を考えています。「新生活の支援金」ということで、結納金ではなく、両親から新郎新婦に新生活の応援金を渡すような性格のものです。伝統的な結納品ではなく、プリザーブドフラワーのようなものをご両親から贈られたらどうですか、と提案しています。両家のどちら側のご両親でもいいので、新生活で使ってもらう応援金のような意味を込めて、「エール」 […]

大トウ 米谷善文 社長「顧客が突然いなくなる前に ビジネスモデルの変革を」

仏事の変化に見られるように、ギフト文化がどんどん変わっています。このことをしっかり押さえて経営に取り組む必要があります。経営戦略的には、ギフト業界はビジネスモデルの変革が必要で、お客様とつながる価値共創マーケティングが必要だと考えています。ビジネスモデルの変革はDXと同じく世の中の流れです。ギフトは今後も発生し拡大を続けるでしょうが、ギフトの「業界」は今のままであれば5年〜10年先のことかもしれま […]

インタビュー/浅野撚糸(株)浅野社長「オンリーワン技術とブランド化が鍵」

浅野撚糸㈱が開発した魔法の撚糸「スーパーZERO」と、それを使用した吸水タオル『エアーかおる』の大ヒットは斜陽産業であった繊維業界の伝説だ。「戦後の復興を支えた繊維業界の人たちが、幾多の危機や価格破壊を乗り越えて生き残っているということそのものが、奇跡のようなものなんです」。浅野雅己社長を特集したTV番組でそう評価された。 浅野撚糸㈱は、浅野社長の父・博が整縄所を開業したことに始まる。事業は成功を […]

ポストコロナのギフト経営/フジキコーポレーション 浜崎社長「売上は県外で、雇用は地元で」

フジキコーポレーションでは今年3月に創業者の藤原茂紀氏が会長に、取締役室長の浜崎禎和氏が代表取締役社長に就任した。 コロナ禍初年度(2020年)、春先の「需要喪失期」を乗り超え通年売上げを持ちこたえた。同社オリジナル「山陰グルメカタログ」が、コロナによるイベント廃止の代替品として「ピタッとあてはまり」、仏事では会食の代わりとなる「代御膳」をヒットさせ、アソートギフトの進化系「スマートギフトプラス」 […]

商品開発/千房ホールディングス「お客様目線で 冷食に進出」

皆さんがご自宅に常備されている冷凍食品といえば何があるだろうか。あるアンケート(※1)によれば、「餃子やシュウマイ」「うどんなどの麺類」が常連組。ここ数年の巣ごもり需要で冷食業界は急激に成長し、冷蔵庫の横にさらにもう一台冷凍ストッカーを購入する世帯も増えているのだとか。 大阪のお好み焼専門店「千房」は、社会活動にも熱心な業界のリーディングカンパニーだが、同業他社の先陣をきって冷食に進出したのは今か […]

カレンダー近況インタビュー/関東贈答 栗山佳之 社長「業種の垣根を超え新たな挑戦を」

㈱関東贈答(本社群馬県前橋市)は、1965年に主に団扇販売を専門に創業。団扇から始まりその後、カレンダー、タオルなど幅広い販促品を取り扱い、地域に密着したサービスを展開している。55周年を迎えた2020年、3代目となる栗山佳之氏が社長に就任した。コロナ禍で、経営者にとっては強い逆風の真っ只中での就任だったが、様々な挑戦を試み年々業績を伸ばしている。経営者3年目となる栗山社長にその意気込みを尋ねた。 […]

近況インタビュー/サンギョウ 濱崎 甚 社長「新社屋移転でさらなる成長を」

㈱サンギョウ(本社東大阪市)は5月末に本社を新社屋へ移転する。移転先は、現本社と同じ東大阪市内の近鉄若江岩田駅に程近い好立地。濱崎甚社長は数年前から業容拡大に伴い、移転先を探すものの、条件に合う物件が見つからなかった。コロナ禍で身動きが取れない数年を経て、ようやくいい出会いが訪れたという濱崎社長に近況を尋ねた。 ─移転を決めたきっかけは 4、5年前から探していました。現在の社屋は4月で20年。当時 […]

2023年頭インタビュー(後編)

「コロナが少し落ち着くと、人流が戻り、仏事や販促も動き出した」-22年度は夏場以降、ギフト市場は着実な回復の道をたどりはじめた。しかしながら、諸物価高騰、とりわけ1年で5割近い値上げとなった「紙代」がカタログギフトや総合カタログ制作の根幹を揺るがし始めている。「果たしてユーザーから見て、カタログギフトの低額帯のシステム料は見合っているのか」という懸念が囁かれ出したのだ。しかし、紙代、印刷代、運賃の […]