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インタビュー

仏事ニュース/コープこうべ「コロナ禍で低価格葬が増加、一般葬は減少」

生活協同組合コープこうべ(神戸市、組合員数171万人)は、葬祭サービス「クレリ葬」を1989年に開始。兵庫県葬祭事業協同組合連合会との業務提携で、「安心・納得」を保証する明快な料金設定や運営システムを実現している。コロナ禍の1年はクレリ葬にどのような影響を与えたか。上田隆司センター長に話を聞いた。 返礼品86・8% 2020年度の葬儀件数は3029件。前年が3223件だったので、194件の減少にな […]

伊予結納センター窪田恭介 社長「事業幅拡大でコロナリスク軽減」

「結納だけはしておきたい」 コロナ禍での1年、我々も厳しい状況を強いられました。昨年の4、5月は緊急事態宣言のために商売は止まりましたが、夏以降は回復し、秋〜冬にかけて対前年比をクリアするまでになりました。ところが、今年1月に入ると、再び緊急事態宣言が出されて前年を割り込む売上げ状況になっています。昨年の夏には、月ベースで対前年比を3倍に伸ばした販売店もあったのですが、それを考えると、人が大勢集ま […]

ギフト経営鼎談/㈱シンワ 田中彰人 社長「“シンワ”復活。 最強の営業軍団を再生」

2021年1月、ギフト卸のシンワが復活した。新生シンワの創立メンバーは、旧シンワの経営幹部3人(田中彰人㈱ジール社長、平間武セルン㈱社長、坂本信也㈱いこいの村わかやま会長)。旧シンワの売却から18年が経過しても、復活への思いは消えることがなかった。新生シンワは何を目指すのか、創立者に聞いた。 圧倒的に強力だった物流センター 今年、シンワが新たに復活しました。どのような目的と動機でここに至ったのか。 […]

【新春インタビュー】2021年業界の展望と課題 Ⅱ

コロナ禍で迎えた2021年。世界各国からのワクチン接種の報に接し、収束への期待は膨らむ。昨年は“集まり”を前提にしたギフト需要は苦戦したものの、中元歳暮、出産内祝いなど慣習的なギフトは健闘した。 紙媒体カタログのデジタル化、省力化・業務の正確化を意図するRPAの導入、SDGs、FSC、環境問題への対応など経営課題も山積する。 本項では1月号に続き、業界各氏に本年の展望と経営目標を語ってもらった。( […]

カスタネット 植木力 社長「社会貢献の蓄積がビジネスチャンスを生む」

防災用品や事務用品販売の㈱カスタネット(京都市)。ビジネスと社会貢献活動の両輪で事業を展開している。そんなユニークな企業がコロナ禍の2020年に最高益をたたき出した。これまでの社会貢献活動の蓄積が、緊急時にさまざまなチャンスに巡り合わせてくれたようだ。植木社長に“奇跡”のような1年間を振り返ってもらった。 丹後の宮津市に新しいオフィスを建てるということですが。 「私の生まれ故郷である京都府宮津市に […]

【新春インタビュー】2021年業界の展望と課題/リンベル 東海林社長・全協 高田会長・全カ連 宮﨑会長

昨年3月末に志村けん氏が新型コロナで亡くなると、街の人だかりが急速に消え、日本人の行動様式が一変した。在宅ワーク、巣ごもり消費がマスコミをにぎわし、商談、展示会にリモート方式が持ち込まれ、人の集まりを基底にするブライダルや仏事法要をはじめとする冠婚葬祭業が打撃を受けた。そして最も大きなイベント・東京五輪が1年延期された。 本項ではギフト・カレンダー業界人に新型コロナの対応策、2021年の見通しなど […]

インタビュー〈ノベルティ〉/㈱岩田良「コロナ禍に楽しい貯金箱」

プラスチックメーカーの岩田良が開発した「パックリアニマル貯金箱」。口にコインを入れるとパクリと飲み込む表情が人気で、これまで50万個以上を売り上げている。大阪営業所の沖見剛所長は「外出自粛が続く今、コロナ収束後の楽しみに向けた“貯金”をキーワードにしたキャンペーンや景品に好適です」とコロナ禍のノベルティにおすすめする。 実はこの商品、45年前に開発されて以来、改良することなく現在に至るロングセラー […]

㈱森内商行 新社長に森内智子氏が就任「3人チームの営業で多角的提案」

ギフトとリビングのシステム融合 —2021年1月1日をもって、新社長に就任されました。これからの経営にどのように取り組みますか。 森内 基本的には今までの既定路線が大前提にありますので、そこをしっかりと踏襲して受け継いでいければいいなと思っています。当社は昨年、リビング部とギフト部の管理・運営システムを統合する組織改造を行い、新たなリスタートの体制を整えました。このことが社長交代が進む一つのきっか […]

「間違った生き方」を鋭意執筆中 /ギルガメシュ 石田天祐 会長

凡庸な人間では一つの道でもおぼつかないが、ギルガメシュ社のブランド・ビジネス(経営)、著述・出版活動(文学)、語源学(学究)という三つの道を「気儘に逍遥してきた」石田天祐氏がテレワーク・インタビューに応じ、大冊三部作の生前葬出版のきっかけ、今後の目標などを語った(聞き手/本誌・寺田一生)。 —三度の生前葬出版を完遂された現在の心境は 石田 やりたいことと、やらねばならぬことを同時にやり遂げたような […]

経営インタビュー/大トウ 米谷善文 社長「優良顧客の見える化とスマホのおもてなし」

大量生産、大量販売の時代が終わり、過去のビジネスモデルは全く使えなくなった。デジタルの新しい時代を迎え、コロナ禍で生活者の行動が一変。複数の店舗での比較・買い回りは感染リスクが伴うとあって、一つの店で集中的に商品を購入するようになった。それだけにそうした店に選んでもらえるような品揃えや体制づくりが必須になってきたと㈱大トウ(大阪市東成区)米谷善文社長は語る。 「顧客とつながる」 現在の経営環境を理 […]