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「仕送り便」新しい贈(送)り方 、フジキコーポレーションが考案

新しいギフトの贈(送)り方「仕送り便」が話題を呼んでいる。考案したのはギフト専門店チェーンのフジキコーポレーション㈱(松江市、藤原茂紀会長兼CEO)。 一人暮らしのお子さんや単身赴任中の家族への仕送りに、5000円以上の買い上げで送料・箱代が無料となる。ミソは同店での購入商品を詰めたあと、空きスペースに衣類や母親の手料理などが詰められること。そのため〝仕送り箱”は大きめの段ボール箱を用意した。 & […]

四国団扇/SDGsに取り組むうちわを開発

四国団扇㈱(本社香川県、尾崎孝治社長)は、事業と一体化した価値創造型CSRを推進し、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。年間2千万本販売するPP(ポリプロピレン)うちわ。その焼却時に発生する二酸化炭素の削減に向けて、新商品の開発に取り組んだ。従来のプラスチックうちわは、骨や柄の殆どがPP製だが、新商品の「エコファン」には、新素材LIMEX(ライメックス)を使用、石油由来樹脂のプラスチック […]

キクヤ 遠山雅治 社長「三密を回避した〝お別れ葬”を主流に」

香典をクレジットカードで支払い、ネットの画面でお参りする「ネット葬」がコロナ禍で出はじめてきた、という読者の声にもとづき、セレクト編集部では、ネット葬に関しては先駆的な経験のあるキクヤの遠山社長に取り組みの現状を聞いた。 同社ではインターネットで葬式を見たり、モニター画面に向けて焼香をあげる試みを15年近く前から実施。ネット葬の名前で提案しているが、数千人の会員の中で、ネット葬を希望する会員はまだ […]

コロナ禍のネット通販/たばき 橋本直樹 社長「出荷量増加でギフト事業に集中」

——貴社は主力がネット販売です。コロナ禍の1年間、事業はどのように推移しましたか。 「2019年とコロナ禍の2020年の集計を取ったのですが、第1回目の緊急事態宣言が出た2020年5月の売上げは、前年比148%と相当な伸びを示しました。集計をしていない昨年の2〜4月も、おそらく130〜140%くらいで推移したと思われ、ネットの恩恵を受けています。ただ、この期間は受注量、出荷量が多過ぎてさまざまな作 […]

仏事ニュース/コープこうべ「コロナ禍で低価格葬が増加、一般葬は減少」

生活協同組合コープこうべ(神戸市、組合員数171万人)は、葬祭サービス「クレリ葬」を1989年に開始。兵庫県葬祭事業協同組合連合会との業務提携で、「安心・納得」を保証する明快な料金設定や運営システムを実現している。コロナ禍の1年はクレリ葬にどのような影響を与えたか。上田隆司センター長に話を聞いた。 返礼品86・8% 2020年度の葬儀件数は3029件。前年が3223件だったので、194件の減少にな […]

中元商品/日清オイリオグループ「特別感あるバラエティ豊かな品揃え」

日清オイリオグループ㈱(東京都)は、2021年中元期「日清オイリオギフト」を5月中旬から発売している。人気のボスコオリーブオイルや、専用の「Oliva d’OilliO(オリバデオイリオ)エキストラバージンオリーブオイル」を中心に詰合わせたオリーブオイルギフトに加え、話題のMCTオイルやアマニ油、有機えごま油を詰合わせたギフトなど、バラエティ豊かなギフトを多数取り揃えた。 ①オリーブオ […]

新工場訪問/アキラカレンダー「工場新設で名入れ作業効率をアップ」

アキラカレンダー㈱(京都市、審政義社長)は5月、本社の一角に名入れ印刷機(通称チャリンコ)専用工場を新設した。1959年に京都府宇治市で現社長の父治郎氏が扇子メーカーとして創業、現在の伏見区へは2004年に移転した。移転後まもなくからテナント貸ししていた一角(約200平方メートル)をチャリンコ工場としてリノベーション。5年前から徐々に台数を増やしたチャリンコ10台を効率よく稼働させるスペースが誕生 […]

全カ連/第58回定時総会「盤石な組織築くため次世代登用の準備」

5月21日、全国カレンダー出版協同組合連合会(略称全カ連/JCAL)は、第58回定時総会を東京会場(第一ホテル両国)、大阪会場(大阪第一ホテル)と各社リモートを繋ぐハイブリッド形式で開催した。 総会は司会の渡邊一弘専務理事が議長に選出され進行。宮﨑安弘会長は「2016年から、改元、祝日の問題、さらにはオリンピックの延期による祝日の移動と、4年の間印刷を遅らせたり、政府への陳情を重ねるなど業界にとっ […]

暦文協ミニフォーラム1/「暦記録」に見る江戸暦問屋

大切な暦の価値と暦問屋の権利を守った、たくましき江戸暦問屋たち 小田島 梨乃 氏(東京大学大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻)   5月21日、(一社)日本カレンダー暦文化振興協会(暦文協)は、暦文協ミニフォーラム「同士糾合(きゅうごう)小満の集い」をオンライン開催した。開会に先立ち中牧理事長が「本来は昨年、このフォーラムを開催する予定でしたがコロナ禍でやむなく中止となり、1年を経て […]

講演/アートとカレンダー ミュシャと12の月展に寄せて

「ミュシャ」カレンダーの大衆化に大きな役割果たす 中牧弘允 氏 吹田市立博物館特別館長、(一社)日本カレンダー暦文化振興協会理事長   東西の美しいカレンダー カレンダーとアートの織りなす世界とはなんでしょうか。ふつうカレンダーといえば年月日、曜日、二十四節気、その日の吉凶を表す暦注などを文字や数字で示す無味乾燥で愛想のないものです。しかし、そこに絵心が加えられると、鑑賞の世界へと変貌し […]