オフィス防災EXPO「大容量蓄電池や火災マスク誕生」

11月15日から17日の3日間、関西最大のバックオフィス向け展示会「総務・人事・経理WEEK」がインテックス大阪で開催された。主催はRX Japan㈱。会計・財務、総務サービスから健康経営、働き方改革まで9つの専門展で構成。今回12社が出展した「第8回関西オフィス防災EXPO」を取材した。

フードロス削減が本格化

毎年出展するそごう・西武は防災・衛生対策のトータル提案が強み。今年は防災食のバリエーションを広げ、米、パンなどの主食以外にもおかず系の商品を増やした。今年から食品ロス削減の取り組みを開始。賞味期限が短くなった備蓄食を寄付する企業と、食の支援を必要としている団体・施設をマッチングし、フードロス削減に取り組む。“賞味期限切れ”の廃棄に関する相談件数がここ数年で増えているようだ。防災市場では今後こういったSDGs関連への取り組みをはじめ、周囲の人と備蓄シェアなど、災害時の「自助・共助」をコンセプトにした需要が高まると予測する。

2024年1月号(12/15発行)掲載

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