9月5日、梅田ロフト(大阪北区)の4階インテリアフロアに「2024年カレンダー売り場」が開設された。商品点数は昨年と同様数の約1200点。人気は卓上が圧倒的、機能性よりもデザイン重視の製品開発が強まる。
今年はインバウンドの取り組みに初挑戦。日本の土産をテーマにした「OMIYAGE」コーナーをカレンダー売り場に隣接。だるまや招き猫などの縁起物雑貨や、日本の文化をテーマしたカレンダーなどを展開する。
「予想通り、海外観光客のお土産需要がかなり増えました。雑貨以外にカレンダーが健闘中」とインテリアチーフの与儀恵美氏。日本の文化をモチーフにした万年カレンダーやサンリオやLINEキャラクターなどが好調で、まさに祝日記載を気にしないジャケ買いである。同じフロアにある免税カウンターの導線を生かし、最後のお土産にカレンダーを購入するという新しい需要が生まれている。
2023年12月号(11/15発行)掲載