能登半島地震からの復興を合言葉に「いしかわ伝統工芸フェア」応援消費で賑わう

会場正面の「がんばろう! いしかわ」の幕が来場者を迎えた。石川県は能登半島を中心に、本年元旦に大地震に見舞われ、産業活動はもとより、日時生活に多大な苦難が及んでいる。一時、開催が危ぶまれた「いしかわ伝統工芸フェア2024」は、一部の催事を除いて予定通り2月16日から19日までの3日間、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれ、被災した輪島塗の9業者らが出展し、バイヤーとショッピング客で賑わった。

石川県の伝統的工芸品は「国指定伝統的工芸品」の輪島塗、山中漆器、加賀友禅、九谷焼、金沢仏壇、金沢箔、七尾仏壇、金沢漆器、牛首紬、加賀繡。他に和紙や加賀毛針などの「石川県指定伝統工芸品、「稀少伝統工芸品」として加賀竿、金沢表具、能登上布、能登花火など20アイテムが出展された。

 

2024年4月号(3/15発行)掲載

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