新日本カレンダー㈱(本社大阪市、宮﨑安弘社長)は、3月2日から26日まで大阪本社で、2021年新作カレンダー商談会を開催した。今回のテーマは「Again2021」。〝癒し”〝実用性”〝インテリア性”を軸に、カレンダーの持つ可能性と価値を再認識してもらえるようにという意味を込め、新作16点をはじめ2021年版カレンダーを全て展示した。新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、東京展示会は急きょ中止されたが、大阪本社では通常通りの商談会が開催された。
ニーズに応え「ポスティ」が躍進
最注目は、ミシン目で折りたたむと角2封筒で郵送できる「ポスティ」シリーズである。送料値上げのタイミングで開発されたポスティは、コストカットできること、またコンパクトなサイズが現在の住宅事情にもマッチし、2年前の開発以来年々販売数は増加し、大人気シリーズとして成長。2021年版では新作5種類が加わり全17種類がラインナップされた。新作の中でも思い切ったデザイン性を打ち出したのは「ナイトスケープ(2か月文字)」。世界各地の美しい夜景が浮き立つよう、カレンダー部分の背景色に黒を使った。漆黒にこだわり何度も試し刷りを繰り返して仕上がった。あくまでもデザイン性を重視し、シンプルなレイアウトで六曜の表記もない。
続きは2020年5月号(4/15発行)掲載