第69回 北海道団扇カレンダー卸商組合総会・懇談会「製販手をとりあって難局を乗り越える」

北海道団扇カレンダー卸商組合は4月16日、第69回総会を開催。総会のあとメーカー各社を招いてリモート会議システムを使った初のオンライン懇談会を開催した。司会進行は、渡辺贈商㈱の渡辺千晃氏が務め、総勢約50人が参加した。

懇談会に先立ち富田潔理事長は、「昨年はコロナ禍で総会が中止となり、2年ぶりに皆様にお会いするのもオンラインでとなりましたが、たくさんご参加いただき感謝しています。

最近、アメリカのテスラ社の車に関する情報を見聞きしました。テスラ社はかなり普通の会社とは違っていて、広告費ゼロ、ほぼ口コミで車が売れています。当初は不具合が多かった車も改良を重ね非常に優れた電気自動車が前より安価で作れるようになり、日本の車が負ける時代がくるかもしれません。カレンダー業界もノベルティ業者などが非常に安価の商品を作り、見積もりとなると太刀打ちできなくなってきました。企画や製造などに関して、原点に立ち返って見直す時が来ていると感じます、メーカーの皆様には新しいことをやってもらいたいと期待しております」と挨拶した。

 

続きは2021年6月号(5/15発行)掲載

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