幸南食糧/「アヒージョ」など食品開発加速

米穀卸・メーカーの幸南食糧㈱(大阪府松原市、川西孝彦社長)は9月7〜9日、インテックス大阪で開催された業務用専門展「ファベックス関西2022」に出展、新しい食品分野の新製品を披露するとともに、個性的で人気の米ギフトの提案を行った。

同社は2020年7月に新食品開発センターを稼働させて以降、米関連の食品開発を加速させている。今回の展示ブースでは、話題の「アヒージョ」2種類(海老と5種の野菜アヒージョ、砂肝と彩り野菜のアヒージョ)を試食展開。マイクロ波加熱調理殺菌システムを利用した開発商品で、食材繊維を傷めず加工でき(殺菌時間は超短時間)、シャキシャキ感や素材の味を残すという特長がある。米油をブレンドしたオリーブオイルを使っているので、さっぱりして食べやすい。パンの補助食品としても提案している。賞味期間は60日。200g容量約600円。販売先は生協やパン屋ルート。10月1日発売。

2022年11月号(10/15発行)掲載

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