商品開発/塩見団扇「団扇アートパネル」 団扇の無限の可能性を開拓」

塩見団扇㈱(本社京都市、秋田悦克社長)は、団扇の美しい構造を活かした壁面装飾をデザイン会社とともに開発し、6月19日から27日まで㈱京都アンプリチュードショールームで開催された展示会「IOK+(インスピレーションオブ京都+)」で発表した。同展は、京都にある伝統的分野の職人や作家が、現代建築やプロダクトを手掛けるデザイナーと共に開発した建築・インテリア関連品を展示したもの。西陣織の前衛的な柄を活かしたクッション、竹工芸の技術を活かした幾何学模様の壁面パネル、金箔押しのピクトサインなど伝統技術と新しい発想が融合した作品が並んだ。

同社の「団扇アートパネル」は、“泡”と“花びら”をモチーフに大小4サイズの京うちわを並べた作品。扇ぐうちわから飾るうちわへと、インテリアとしての新たな可能性を切り拓いた。

2023年8月号(7/15発行)掲載

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