全国団扇扇子カレンダー協議会 第121回定時総会「3年連続の価格見直しへ」

全国団扇扇子カレンダー協議会(略称・全協)は2月15日、第一両国ホテルとリモート参加のハイブリッド形式で第121回定時総会を開催した。

前日の2月14日には団扇扇子部会、販売部会、青年部会総会が開催された。団扇扇子部会では、各社の商況報告と意見交換、今期の予定などが話し合われたほか、新部会長に秋田悦克氏が選任された。販売部会では、令和5年の商況とアンケートの集計が報告され、課題等について意見が交換された。青年部会総会では、令和5年活動報告、収支会計報告、事業計画、収支予算が承認され、役員改選では新部会長に柏原貴之氏が選任された。

また同日同ホテルでのJCAL臨時総会では、各委員長からの報告や資材、運賃、人件費等の問題について意見が交換された。

全協総会では伏見上野旭昇堂の上野友輔氏が司会を務め、丸廣の髙田廣太朗氏の開会の辞で始まった。「能登半島地震で被災された多くの方々にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を願っています。昨年はコロナが5類に移行、観光地には旅行客が多く訪れ、タイガース、WBCの優勝と明るい話題が多かった一方、資材費の高騰で値上げしたカレンダー業界にとっては厳しい年でした。

2024年は甲辰の年。甲辰は勢いよく伸びていく樹木を表しています。前回の甲辰は1964年、東京オリンピックや新幹線開通で大いに盛り上がった年でした。2024年も新しい甲辰を迎え心躍る年となるよう祈念します」

 

2024年4月号(3/15発行)掲載

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