販促品総合メーカー㈱岩田良(大阪府八尾市)は岩田龍助会長が社長に再就任した。同氏は昨年5月に亡くなった創業者・岩田良三氏の長男で、グループ会社㈱満天社(大阪市)の社長を務める。11年ぶりに再び2社の社長を兼任することになった。
両社共にプラスチック製品とタオルが主力の企業だが、“小売り向け(店頭)”生活用品を開発するのが満天社。一方、岩田良では販促や景品・記念品向けに“名入れ”がマッチするデザインを考慮して商品開発される。
今後の抱負について、岩田龍助社長は「まず『岩田良』がもつ“機能”を業界の方々に知ってもらうことに尽きます。一貫生産型の自社工場は、例えばブラシ一つとっても、植毛・成型機器を備え、名入れはもちろんプラスチックのカラーや形状を自在に変えることができます。弊社は昔と変わらず、日本製で、小ロット・多品種生産が強み。それが求められる時代ですから新規の方々にも“岩田良のモノづくり”を知って頂きたい」。
2021年12月号(11/15発行)掲載