ハイブリッド型の定着、リモート商談が伸長
9月14日から16日の3日間、インテックス大阪で開催。世界最大級の日用雑貨卸市場といわれる中国・浙江省からアパレル、テキスタイル、ライフスタイル雑貨を中心とした117社が出展した。主催は浙江省商務庁。
15回目を迎える今年はアフターコロナに向け、新しい生活様式にマッチした商品を提案。会場では商品のみを展示、商談はオンラインで行うハイブリッド形式で開催した。
中国からは約30名の出展者が来日、ブースに駐在した。中国企業以外にも、インドネシア共和国や台湾のパビリオンブースが設けられ、独自の技術やアイデアなどが紹介された。ホームセンター関連の企業やネット通販業者などを中心とした来場で、初日から多くの人で賑わった。
日本側の主催社(一財)大阪国際経済振興センターの長内克之営業課長は「ハイブリッド形式は3回目を迎え、来場者数もコロナ以前に戻りつつあります。一方でオンラインでのマッチングが伸長。運営側も来場者様も新しいカタチの商談に慣れてきました。出展社数もコロナ以前の3分の2まで盛り返しています。コロナでこの2、3年中国に行けなかったといった声も多く、実際に商品を目にすることができる機会として好評でした」と語った。
2022年11月号(10/15発行)掲載