9月8日、ツインバード工業㈱(新潟県燕市)がオンライン記者会見で、中期経営計画と新タグライン「ぜんぶはない。だから、ある。」を発表した。会見では野水重明社長が新体制構築に至った背景について説明した。
「数年前から自分が描く会社と現実とのギャップを感じていました。売上げ拡大や競争に勝ち残るという従来型経営では、一生懸命に働くだけで、自分や仲間、社会の幸せを考えることが難しくなってきました。
当社は日本の家電業界を牽引してきた超大企業とは異なり、感動と快適を提供するこだわりのモノづくり、小ロットでも収益が確保できるビジネスモデルが特徴です。優れた製品やサービスは、現場の社員の誇りとやりがいによって生まれ、モノづくりをする人材こそが会社の全てだと考えます。50年、100年と継続できる企業を目指すには、働く人が熱狂できる新たな付加価値を構築することが必要だと考え、新体制と新タグラインを構築しました」と語った。
続きは2020年11月号(10/15発行)掲載