香港の卓越したデザインサービスをアピール
香港の卓越したデザインサービスや成熟したデザイン市場を紹介するキャンペーンイベント「香港アトリエ」が東京インターナショナル・ギフト・ショー春 LIFE×DESIGN(2月15~17日/東京ビッグサイト)に登場。コーヒーメーカー&アクセサリー、キャンプ用品、スキルトイ&玩具、ノベルティ照明器具、ギフト&プレミアム、メモ用紙、グリーンティングカード、照明器具、文具、ホーム&リビング、玩具&ゲーム、文具&オフィス用品など多彩な製品が展示された。香港アトリエは香港貿易発展局(以下HKTDC)が主催、CreateHK(創意香港)がリードスポンサーのイベントで2年の時を経て実現した待望の企画展。併せて、これら製品を手掛けた香港の新進気鋭のブランドデザイナー6名が来日、ブースにアテンドした。
6名は香港のアイウエア・ブランド業界を牽引してきたベン・チャン氏、工業デザインやプロダクツ開発・デザイン戦略のサービスを提供しているアンディ・リー氏、イラストを昔ながらの機械でひとつずつハンドプレスして作り上げるドンナ・チャン氏、数々のデザイン賞を獲得した驚きのデザインコレクションを展開するスティーブン・イェン氏、多機能ワイヤレス充電器やワイヤレス充電パッドからデスクマットなどを製品化したエスター・ヅァン氏、ノートブックのデザインを開発したジョイス・ウォン氏。
なかでもイェン氏が生み出した日本の「けん玉」をベースに革新的な特性をプラスした進化版けん玉「HAMDAMA」(ハンダマ)が注目を集めた。
HKTDCは香港の貿易促進を目的として1966年に設立された香港政府系機関。中小企業を中心とした香港企業に事業機会を提供するとともに、こうした企業が世界中にパートナーを見つけ出せるよう支援している。初日にブースを訪れたベンジャミン・ヤウ日本首席代表は「香港は東洋と西洋文化の結節拠点として、多分野にわたりクリエィテイブデザインを輩出してきている。そのうえ香港人は旅行が大好き、多文化の融合から生まれる新しいアイデアの宝庫でもある」と香港の特長を語る。