来場者数1万5623人
4月6日から8日の3日間、「第5回ライフスタイルWeek春」(出展社数207社)と、「第5回ジャパンマーケティングWeek春」(出展社数約270社)が東京ビッグサイトで同時開催された。主催はRXJapan㈱。
万全な感染防止対策のもと、2年ぶりに賑やかさと活気を取り戻した会場には、コロナ禍で急拡大したサステナブル関連やイエナカグッズが集結。ベンチャー企業などの新規が増えたほか2年ぶりに出展した企業など、コロナ禍の困難な期中に開発した新商品をこの機会に売り込みたいという積極的な姿勢が伺えた。
トレンドを色濃く反映
「ライフスタイルWeek」は春(4月)、夏(7月)と関西(9月)の年3回開催サイクル。旗艦展となる7月開催は今年で15年目を迎える。
「コロナによる社会変化は、見本市の新しい在り方を考える分岐点になりました」と語るのはRXジャパン取締役の松尾直純事務局長。暮らしをより豊かにすることを目的に開催してきたが、当初に比べ、見せ方が随分変わったと言う。「開催当初は雑貨は雑貨、文具は文具と、ライフスタイルに適したプロダクト別のカテゴリー展示が当たり前でした。今は商品で括る方法は時代にマッチせず、商品を横軸で繋ぐテーマ性が求められます」。
2022年6月号(5/15発行)掲載