2026年頭インタビュー(前編)/ギフト・カレンダー業界の展望と方針
リンベル 東海林秀典 会長CEO「多様化するギフト市場に対応力を発揮」 2025年の業績に関しては、温暖化による生産量の減少や様々な値上げなど、市場全体を取り巻く環境は決して良い状況とは言えませんが、まずまずの進捗を示しています。2025年2月期の売上げもおかげさまで伸ばすことができ、今期も目標通りに推移しています。 法人案件は株主優待品や企業の福利厚生としてのギフト利用が増え、EC通販は昨年に開 […]
リンベル 東海林秀典 会長CEO「多様化するギフト市場に対応力を発揮」 2025年の業績に関しては、温暖化による生産量の減少や様々な値上げなど、市場全体を取り巻く環境は決して良い状況とは言えませんが、まずまずの進捗を示しています。2025年2月期の売上げもおかげさまで伸ばすことができ、今期も目標通りに推移しています。 法人案件は株主優待品や企業の福利厚生としてのギフト利用が増え、EC通販は昨年に開 […]
今年5月21日、梅田ロフトが阪神電車直結の阪神梅田本店(大阪市北区)の6階に移転した。オープンから約半年、連日多くのお客様で賑わっているという。阪神梅田本店との相乗効果は抜群で、ロフト側も百貨店側も新しい客層を取り込むことに成功。そしてその流れは、8月末からスタートした移転後初めて迎えるダイアリー商戦でも顕著のようだ。 文具売り場チーフの松本由紀子氏は「既存と新規のお客様にしっかり提案できるよう陳 […]
11月12日に阪神梅田本店(大阪市北区)が地下1階、1階の食品フロアをリニューアルオープンした。全国初となる9ショップを含む20以上の新ショップが登場。1階は「ローカルフードの聖地」をコンセプトに関西各地のご当地グルメを集結させたフロアへと生まれ変わった。地下一階は和洋酒、総菜から洋菓子・和菓子まであらゆる食のニーズに応えるフロアとして、全国初登場のブランドを充実させ、圧倒的な品揃えと専門性を高め […]
日本文化の粋を集め、数々の歴史の舞台となってきた日本の料亭。なかでも創業195年を迎える大阪北浜「花外楼」は大阪を代表する名料亭だ。花外楼の名が広く知られるきっかけになったのが、今から150年前の「大阪会議」。大久保利通、木戸孝允、板垣退助、伊藤博文といったキーマンが立憲政治の礎となる会議を行った舞台。木戸孝允が会議の成功を祝って「花外楼」と名付けたことから始まる。 女将の徳光正子さんは、花外楼初 […]
㈱薫寿堂(営業本部・神戸市、魚住朋樹社長)の2025年線香・お香の販売傾向は、コロナ禍で需要が大きく増えた贈答分野も落ち着きを見せ、家庭用実用品も現状維持が厳しい状況であるという。 仏事用線香(実用品)が厳しい状況にあるなか、お香は好調でシェアを伸ばしている。葉っぱの形をした紙のお香「HAKO(ハコウ)」、和紙を使った「WASHIINCENSE(和紙インセンス)」、紐タイプのお香「AROMA Co […]
貝印㈱(東京都千代田区、遠藤浩彰社長)は11月7日、東京・銀座の観世能楽堂での「いい刃の日」PRイベントで、世界初のなでるようにそれるカミソリ「NADE SORI(なでそり)」とこれも世界初の替刃式5枚刃フルメタルレザー「THOLL(ソル)」の2機種(2026年発売)を発表した。 「なでそり」はSNSの影響などにより剃毛の低年齢化が進み、子供が大人用カミソリを使うことで起こる怪我やトラブルを防ぐた […]
現在、ドローンは「社会・産業・地域」の中で“どう使うか”を模索する段階に入りつつある。主催 (一社)日本UAS産業振興協議会(JUIDA)主催の「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025 in 関西」(11月26・27日)には、製造業、インフラ、自治体、地域振興、物流・運搬、空モビリティ関連など、多様な分野からの利活用の最新事例や方向性が紹介された。 多様化する利活用領域 イ […]
11月27・28日にインテックス大阪で開催された「Japan MICE EXPO 2025」は、 会議や国際会議・展示会・企業イベントなどいわゆる“MICE”に関わる多彩な分野を扱う、国内唯一のBtoB総合展示会である。 しかしこの“MICE”という言葉の認知度は決して高くないようだ。 実際、出展ブースに立つスタッフの中にも「詳しくは知らなかった」という声があるほどだ。 MICEとは、「Meeti […]
9月29日に発生したサイバー攻撃の影響で、アサヒグループのシステム全面復旧は年末までかかる見通しとされている。これを受け一部百貨店やECサイトではすでに「代替ギフト特集」が立ち上がり、他社製ビールセットに加え、ノンアルコール飲料や高値が続くカニなどの海産物、産直品、スイーツなどが新たな選択肢として注目を集めている。 本稿では、業界大手シャディとアピデの商品戦略をはじめ、総合問屋各社の歳暮カタログ、 […]
㈱大和(長野県安曇野市、川島豊社長)は、9月に13年ぶりの大改訂となる出産祝いの定番「おめでとSELECTION」と備える安心をギフトにするというコンセプトの「備えるBōSAI GIFT」の2つのカタログギフトを発売。 親子の対話を促進 2012年から発売され、出産祝いカタログのパイオニア的存在であった「おめでとSELECTION」が、13年ぶりにフルリニューアルを果たした。これまでは絵本作家を起 […]