電子レンジ、食洗機は前年上回る
一般社団法人日本電機工業会(JEME)は、2022年度電気機器の見通しをまとめた。それによると、2021年度の白物家電の国内出荷は2兆5062億円、前年度比95・8%と前年実績を下回るものの、巣ごもり需要などにより、過去10年間で最高出荷額(2兆6151億円)となった前年度に次いで、高水準を維持する見込みだ。
製品別では、ルームエアコンが夏の天候不順の影響を受け、前年度比92・3%となる見込み。電気冷蔵庫98・0%、電気洗濯機99・0%、空気清浄機72・0%と前年度を下回る見込みだが、いずれも高水準を維持しており、過去10年平均は上回る見込みだ。
一方、在宅時間の増加に伴い、電子レンジは前年度比101・5%と前年度を上回る見込み。住宅着工件数の回復などから、食器洗い乾燥機は108・4%、IHクッキングヒーターは101・5%と前年度を上回る見込み。ジャー炊飯器は995億円で、93・2%の実績見込みだ。
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2022年10月号(9/15発行)掲載