繊維の来期春夏シーズン商品を提案する商談会・展示会は中止、感染対策をとっての開催、常設展示への切り替えと、各社各様の対応策がとられた。提案する新商品には各社らしさを強調するものが多く、自慢の技術力、企画力、デザイン力を前面に出して特色をアピールした。
「リラックスアイテム」「SDGs商品」「家にいる時間を快適に過ごせるアイテム」「従来の機能性に付加価値プラス」と、各社の訴求点は明確で個性的。得意分野に引き込んで勝負する姿勢は、新商品開発におけるコロナ対策戦略でもあるようだ。
続きは2020年12月号(11/15発行)掲載