全国団扇扇子カレンダー協議会(略称全協高田廣一会長)は、2月26日第118回定時総会を開催。第一ホテル両国、大阪第一ホテル、リモートでの参加という3つの出席方法による初の総会となった。
司会進行は松根屋の山本慶大氏が務めた。はじめに高田会長は「元号や祝日問題につづき、2020年は新型コロナ感染症拡大で大きなダメージを受けました。二桁減はまぬがれたものの業界全体に深刻な影響がありました。今年もさらに影響は続くと思われますが、この困難を製販手を携えて乗り越えていきましょう」と挨拶した。議事に入る前に昨今では稀な明るい話題として、トーダンの強口邦雄社長が昨年秋に旭日双光章を叙勲したことが報告された。リモート参加した強口氏は「評価されたのは、カレンダーが国民生活によりそったとても重要な製品だということです。私一人がいただいたものではなく、業界全体に与えられたものと思っております」と述べた。
続きは2021年4月号(3/15発行)掲載