ベルヴィ 宮崎義則 社長 /新経営戦略が奏功「ライフタイムバリュー」を掘り下げ

2018年に26億円だった年商が、コロナ禍の2021年に52億円に倍増。新経営戦略が見事に奏功し、それまでの足踏み状態から一気に抜け出した。経営戦略はどう変わったのか? ネット通販でギフトはどう変わるのか? 宮崎社長に聞いた。

ネットモール昨対150%

—新経営戦略によって2018年以降、目ざましい成果を上げていますが、コロナ禍でのプラス・マイナスの影響は

宮崎 年間を通じて営業的にはプラスの成果になりましたが、コロナが始まった時点ではそうではありませんでした。ブライダルや法人のイベントが全部なくなり、大口の注文が消えてしまいました。それでも新規のお客様の数が増えていたので、何とか従来の売上げは確保できていました。去年の秋ごろから新規のお客様が一段と増え、大口顧客も戻る中、現在は順調な伸びを示しています。

ネットモール全体では、売上げは昨対比で150%近く。今年の4月でコロナが一巡したので、昨対比がEC業界全体で見ると伸び悩みとなっていますが、ギフト業界はまだ比較的好調です。逆に言うと、他業界は1周したので特需は終わっており、昨対で100%を達成するのが厳しくなっています。

 

続きは2021年9月号(9/15発行)掲載

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