ハリカが2月5日、東京都墨田区にあるすみだ産業会館センターで「2020年春夏商品・企画見本市」を開催した。
テーマは「心をつなぐ贈り物〜大切な想いと伝えられる儀礼〜」。日本の伝統や儀礼のすばらしさを再認識しようと新時代への期待を込めた。
会場中央では、儀礼ギフトで欠かせない「熨斗」をコーナーで展開。贈答の「答(返礼)」に焦点を当て、「内祝い」「香典返し」「お見舞い」など、多岐にわたる熨斗の表書きを寄せ集めた。
返礼の表書きは地域色が濃く、なかには読み方が難しいものもある。例えば「御贐(おはなむけ)・結婚」、長寿の「賀華甲(かこうをがす)・長寿」など。他にも選挙に落選した仲間を激励する「祈 捲土重来(き けんどちょうらい)」や通夜に遺族に渡される「淋し見舞い」といった地方特有の用途もある。
続きは2020年4月号(3/15発行)掲載