カタログギフトの新刊とリニューアル

ワイ・ヨット/ハートフルセレクションをリニューアル、フォーマルギフトの課題点改善へ

㈱ワイ・ヨット(名古屋市、寺田佐和子社長)は近年の多様な価値観のため生じるギフトの問題点を改善すべく、選べるカタログギフト「ハートフルセレクション」を9月1日にリニューアル発刊。「ハートフルセレクション コンシェルジュ」と名称も改め上質なギフト体験を提供していく。

贈り主は「何を贈ったら喜ばれるか分からない」、貰い手は「自分が欲しいものを選びたい」と感じることが増え、その結果フォーマルギフトが形骸化してきている。このようなギフト全体の問題に加え、カタログギフトについても、商品の品質や気持ちの伝わり方に不安があるため進化が必要と同社では捉え、新しいハートフルセレクションは価格に見合う信頼の品揃えと、多様な価値観に寄り添うコンシェルジュサービスによって、従来のカタログギフトの問題点の払拭に努めた。

東栄産業/チョイスギフトプランナーお披露目

東栄産業㈱(東京都荒川区、髙田秀寿社長)は9月4日〜6日、リリースしたばかりの法人向け「Choice GIFT Planner(チョイスギフトプランナー)」を第98回東京インターナショナル・ギフト・ショー(東京ビッグサイト)で初披露した。

会場では設置されたパソコンのモニターでデモサイトを見ながら説明を行うほか、ブース壁面にプリントされたQRコードを来場者にスマホで読み取ってもらうことでIDやパスを入れなくても目的のサイトにダイレクトにアクセスできるスムーズな使用感や操作イメージを体験してもらうなど、ターゲットに合わせて自在に作れるオリジナルチョイスの具体的なプロモーションと商談を行った。

大和/斬新な切り口で贈る楽しさを高める

㈱大和(長野県安曇野市、川島 豊社長)のカタログギフトは「テーマ型」、「ブランド型」、「バラエティ型」の3カテゴリーに冊子・カード・ソーシャルの3つのタイプを備え、約50種類400コース以上を展開。また用途別に5つのオンラインショップを開設、運営している。

2022年にサービス開始した20〜30代をターゲットとするカジュアルギフトサービス「dōzo(どーぞ)」は「肉しか勝たん。」、「ご自愛プリーズ!」、「甘やかしてドーパミン」など、見るだけでも楽しくなる100を超えるテーマが並ぶ。65名以上のイラストレーターの手掛けるパッケージビジュアルで選ぶのも一つの手だ。受け取った人はテーマごとに選ばれた5つのギフトから1つを選ぶ。SNSでもチケットの手渡しでも贈ることができる。

ハリカ/ブランドと誌面の楽しさ拡充

㈱ハリカ(東京都板橋区、原口昭子社長)は「チョイス&チョイス」をリニューアル。著名ブランドを大きく増やし体験型ギフトや銘店グルメを充実させ、最大約700点の商品を掲載した。

2800円(税別、システム料込み/以下同じ)から5万800円まで、ギフト予算に合わせた全13コースは出産、新入学.就職、ブライダル、中元歳暮、販売促進などあらゆる用途に対応できる品揃え。人気の温泉は日帰りから宿泊まで、東日本・西日本エリアで一度は行きたい有名旅館とホテルを厳選。レストラン、スポーツクラブ、クルーズ、フェイシャルサロン、乗馬などの非日常体験も掲載した。

 

2024年11月号(10/15発行)掲載

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