2020年に始まったコロナ禍で大きな打撃を受けたカタログギフトメーカーの㈱ユナイテッドスペース(東京都江東区、林洋一社長)。月別の販売額は最大90%ダウンし、年間売上高は4、5億円と低迷していた。需要が回復基調に入り始めたのは2022年の9月頃から。右肩上がりの曲線を描くようになり、現在はコロナ前と比較して120%と、好調に推移している。コロナ前の年商はジャスト10億円ほど。2023年は15億円を販売したので、アフターコロナで150%成長を達成したことになる。2024年度も好調で、年商17億円ペースで推移しているという。
販売の回復を後押ししたのは、「無期限EXETIME」の人気の広がりが大きい。カタログ有効期限180日、有効期限を過ぎた後でも交換可能というサービスで、顧客の7割がこのサービスを注文している
2024年5月号(4/15発行)掲載