日本初、訪問型買い物サービス コロナ禍で注目/コンプラス

日本には、買い物難民・買い物弱者が850万人(2015年調査)いると言われる。そのうち65歳以上の単身高齢者が593万人。長寿・未婚化の影響で増え続け、2000年の時点で一般世帯に占める割合は11.1%に達している。 ところが現在の買い物支援サービスはスマートフォンやパソコン主体で提供されており、情報弱者と言われる高齢者には手軽には利用できない。こうしたなかで生まれたのが日本初の取り組み「訪問型買 […]

コロナ禍の経営 /マルキ 香川義雄 社長「顧客ニーズに合ったオリジナル企画を頻繁に」

社内2班体制 —コロナ禍の状況で、今どのような対策を講じていますか。 3月半ばくらいまでは対岸の火事のように構えているところがあったのですが、その月の後半からは売上げに影響が出始めました。 社内的なコロナ対策としては、「手洗い」「うがい」「3密を避ける」啓蒙活動を進め、各要所に消毒液を設置、社員にはマスク着用を義務付けています。出勤については各部署の所属長が検温して、37度以上ある場合は出社しない […]

新ブライダルサービス/ワイアンドカンパニー、少額制「ウィッシュリスト」立ち上げ

新型コロナウイルスの影響で生活やビジネスのリモート化が急速に進み、その波はブライダル業界にも広がっている。相次ぐ挙式の中止を背景に、挙式動画を配信する「ウェブ婚」などオンライン完結型の挙式サービスが続々と登場。新型コロナ終息後も新しい選択肢として定着するかどうかが注目される。 今回紹介するのは、オンライン上で結婚の報告ができるサービス「リモートウエディング」を5月に開始したワイアンドカンパニー合同 […]

ノベルティにも人気、オリジナル絵本 「ウィッシングブック」

外出自粛の影響で、家で過ごす時間が増えている。そこで人気再燃の予感を感じさせるのが絵本ギフトだ。 通信館が手掛ける「ウィッシングブック」は、1994年にカナダから日本に上陸した。自分(贈りたい相手)が物語の主人公となって活躍することができるというものだ。日本ではそこまで知られていないが、米国ではギフトに幅広く利用され、すでに2000以上の企業が取り扱っているという。 同ブックはオリジナル絵本の草分 […]

アフターコロナのギフトアイテム/ファッションマスク

日本で本格的に新型コロナの感染が始まった2月以降、老若男女を問わず全員がマスクを着用する光景が広がった。マスクを着ける習慣のない欧米でも、命を守るため一人残らず着用するというまさに非常事態が世界中で起こった。 マスクがマストアイテムとなった今、どうやってファッションに取り入れるかという模索が始まっている。スポーツブランドは、ジョギングやウォーキングでの着用に快適なマスクやバフ。ファッションブランド […]

川辺 秋冬コレクション/大人かわいい「ドラえもん」が人気沸騰

川辺㈱(東京都新宿区)の毎年5月に東京と大阪で開催される秋冬コレクション展示商談会は、緊急事態宣言を受け中止となった。業務再開後、秋冬コレクションの企画内容の見直しを図り再スタートを切った。百貨店や専門店に向けて積極的に働きかけていく。 2020年は「ドラえもん」50周年の特別なアニバーサリーイヤーである。3月に発売したドラえもん50周年記念デザインのハンカチや雑貨は、百貨店・専門店・川辺オンライ […]

全カ連/第57回定時総会「2021年の祝日移動法案の動向、対応を重視」

令和2年5月22日、全国カレンダー出版協同組合連合会(略称JCAL、宮﨑安弘会長)は第57回定時総会を開催。大阪会場(ニューオーサカホテル)4名、東京会場(JCAL事務局)1名、リモート参加7名の計12名が出席した。 総会では渡邊専務理事が議長に選出され進行。開会の辞で宮﨑会長は「数年前から皆様の協力で改元、生前退位への対応に取り組み、昨年は万感の思いで令和を迎えられました。本年はようやく安心して […]

2020中元カタログ/「巣ごもり・家ナカ消費」の食材を強化

夏の中元商戦が始まった。今年はコロナ禍がどのような影響を与えるのか、各社とも「見通せない」「読み切れない」状態で商戦を迎える。そんな中で、中元カタログはコロナ対応や「巣ごもり・家ナカ」消費を意識した食材・食品が誌面のアクセントになっている。贅沢な高級食材や名店のグルメ・スイーツ、簡単に調理できる小分け食品などが強化され、注目ポイントになっている。 初掲載となるオリジナル商品も多い。有名ブランド食品 […]

コロナ禍の中元/百貨店「ネット通販への転換点か」

3密を避ける対策のもと、百貨店の中元商戦が開始された。透明シールドの配置や商品のパネル展示、ソーシャルディスタンスの取り組みなど、売り場が大きく変化したことでネット受注のサービスを充実させる動きが強まった。 ネットはこれまでも中元歳暮を牽引する存在だった。その傾向は新型コロナウイルスの影響により一層加速。シニア層をはじめ、来店派の顧客がネット注文に移行しはじめたからだ。これを機にEC事業に本格的に […]

コロナでデジタルギフト急伸/ギフティ

デジタルギフトサービスの㈱ギフティ(東京都品川区・太田睦社長)が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「eギフト」の販売動向の変化を5月25日に発表した。 これはギフティが運営するウェブサービス及びスマートフォン向けのアプリ「giftee」上の販売データを集計したものである。なお、そこで販売される「eギフト」とは実店舗やネット上で商品交換できる電子ギフトを、メールやLINEなどのSNSで贈れるサービス […]