㈱小久保工業所(和歌山県海南市)、紀陽除虫菊㈱(和歌山県海南市)、扶桑化学㈱(長野県上伊那郡)からなるKOKUBOグループ(小久保好章社長)の東京展示会が6月4〜6日、東京営業所7Fショールームで行われ、新商品を中心に、それぞれのバックボーンを活かして開発された日用品、アイデア商品、防災グッズなどがお披露目された。ひと目見て感じたのは、かゆいところに手が届くラインナップだということ。よくあるもののようでいて、ひと工夫されている。販促品やプチギフトなどに好適・便利そうな品々をいくつか紹介する。
童話をモチーフにした入浴剤6つを、絵本のように装丁した「童話の森ギフトBOOK」はそれぞれにストーリーが書かれており、実用的なアイテムながら選ぶ楽しさとプレゼントとしての華がある。また、SNSで大バズりした大根おろしを猫型にして醤油で模様をつけられる「大根おろしニャン」や具材を簡単に穴詰めできる「グイッとちくわデコレーター」などは遊び心があり、もらうと嬉しくなりそうだ。同社のキッチンツールは日本製で安心度も高く、「焼き魚を崩さず取れるお魚ターナー」、「炒めて盛り付け 立つ万能トング」、トーストをデコレーションするグッズなど、どれも便利そうで見入ってしまう。
2025年8月号(7/15発行)掲載