2025秋冬繊維特集

内野「ストレスフリーで快適に、ウェルネス向上を

内野㈱(東京都中央区)の秋冬新作の目玉「マシュマロデニムガーゼウェア」は、表側を綾織にすることで保温性をアップ。肌から伝わる心地よさで心身を整える、スキンケア、足元からの健康、快眠、ストレスフリーな衣服内環境などウェルネス向上につながるものづくりに注力する。合わせやすいデニム調でユニセックス全4型、レディス3型で展開予定。また、気温上昇により秋冬といえども暑い日が続く昨今、夏向けのクレープガーゼ素材での秋冬らしいシックな色合いのウェアも登場。寒暖差の激しい環境でも組み合わせを多様化することで快適に過ごせる。

プレーリードッグ「ニャンコの刺しゅうハンカチ前面に

㈱プレーリードッグ(大阪市)は今回、人気の「ニャンコの刺しゅうシリーズ」や「Guu Guuはらぺこシリーズ」を前面に打ち出し、刺しゅうハンカチの魅力や遊び心のあるデザイン性をアピールした。好評のリバーシブルタオルの新作提案のほか、ぬいぐるみの「おもぬい」や防災グッズ、スペインから直輸入のオリーブオイルなど新分野の商品群も紹介。

日繊商工「機能美と肌ざわりの素材進化を纏う

日繊商工㈱(大阪市中央区)の展示会場には従来の製品に新たな機能や提案を加えたタオルをはじめ、機能性を重視した数多くの新製品が並んだ。メインブースには、同社が誇る「フワモコマルシェ・」シリーズを展開。吸水機能と柔らかな肌ざわりを生かした縫製品が初披露された。ヘアターバンやバスマット、お風呂上がりにさっと羽織れてフードで髪までふける全身吸水バスローブなど、吸水性素材の特長を活かした新たな提案が目を引いた。

成願「繊維の循環サイクル事業に参画

㈱成願(大阪府泉南市)のテーマは「日本のタオル産業発祥の地、大阪『泉州』より心地良さをお届けします」。代表的商品「エンジェルスピン」の新シリーズをはじめ、新プロジェクト「土にかえるタオル」の提案、14年目を迎えた「エコ・デ・クール」の新柄発表、速乾能力に優れた「KAWAC(かわく)」やとろけるようなぬくもりの「ベビーアルパカ」製品の紹介など、多彩な展示内容となっている。

丸眞「遊び心のある雑貨商品が大人気

丸眞㈱(名古屋市)は大阪・関西万博公式ライセンス商品を筆頭に、キャラクターライセンス・ハウスブランド商品の新作、フェルト雑貨、リユース雑貨、秋冬物商材、ゴルフ関連商品などを展開した。万博公式ライセンス商品は、公式キャラクター「ミャクミャク」のダイカットクッションやスポーツタオルなどで、万博会場のオフィシャルショップで販売されている。また、オリジナルブランドの雑貨商品は一段と力が注がれ、特に「Yup(ヤップ)!」シリーズは遊び心のある商材として大人気で、食品のモチーフをカフェラテやティラミス、わさび・ショウガ、ポテトチップスへと広げた。

スタイレム瀧定大阪「カラフルなグラデーションタオル

スタイレム瀧定大阪㈱(大阪市)は、ギフト関連商材を扱う課名を今年2月に、ギフトコミュニケーション課からライフプロダクツ課へと変更したが、それに合わせて扱い商品の幅も拡大。ウエア、キャリーケース、ベビーグッズ、雑貨など住生活全般の商材展開にも目を向け始めている。

 

2025年6月号(5/15発行)掲載

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