2021炊飯ジャー・ポット・ステンレスボトル特集

空気清浄機178%、調理家電も好調

一般社団法人日本電気工業会によると、2020年度の白物家電の状況は、在宅時間の増加に伴い、巣ごもり需要に代表される調理家電製品や健康清潔意識の高まりから、空気清浄機が大幅増となった。

また、特別定額給付金の支給による後押しもあり、ルームエアコンなどの大型製品も堅調に推移し、白物家電機器の国内出荷は2兆5240億円、前年度比102・8%となり、2年ぶりに前年度を上回る見込みだ。

製品別に見ると、電気冷蔵庫101・0%、電気洗濯機101・8%、電気掃除機105・2%と前年度を上回り、空気清浄機は177・9%の大幅増になる。一方、電気シェーバーは85・5%と前年度を下回る見込み。IHクッキングヒーターも住宅着工件数の減少もあり、96・9%と前年度を下回る見込みだ。ジャー炊飯器も95・5%と前年度を下回っている。

また、上記製品以外で白物家電合計の伸びを上回るのはホットプレート、加湿器、トースター。対前年度比が100%を上回るのが食器洗い乾燥機、電子レンジ。対前年度比が100%を下回るのが電動歯ブラシ、IHクッキングヒーター、ジャーポット、ヘアドライヤー、電気アイロン、扇風機となっている。

 

続きは2021年10月号(10/15発行)掲載

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