(一社)日本カレンダー暦振興協会(略称暦文協・中牧弘允理事長)は、12月3日のカレンダーの日に、令和5年(2023年)の暦原本を神前に奉告し暦(カレンダー)を手にするすべての人々の平和と幸福を祈願する「新暦奉告参拝」を明治神宮で斎行した。10回目となる明治神宮での開催は、昨年に続きコロナ禍を考慮し無観客、役員5人のみの参拝。同日の特別講演会、暦予報の発表は完全リモートで行った。
講演に先立ち中牧理事長が「3年ぶりに明治神宮を訪れ、さわやかで身の引き締まる思いをもって新暦奉告をしました。本年もコロナ禍でままならずオンライン配信になりましたが、会員並びに全国の興味を持って頂ける皆様に本講演会の参加を感謝します」と挨拶。
「今年は2月から東欧において国際的な問題が起こりました。本日はそのロシア、ウクライナ、東欧に関して造詣の深い伊東一郎先生による民間暦についてのご講演で、たっぷりとユリウス暦の世界に浸っていただきます」と講師を紹介した。
2022年2月号(1/15発行)掲載