コロナ禍により、イタリア人の出展者は来日できなかったものの、 アパレル77社・レザー53社・シューズ30社の計160社が、イタリアから最新コレクションのサンプルを展示した。ブースでは出展メーカーの代理店など日本の担当者が積極的に当たった。その数は92社を数えた。また、日本の窓口をもたないメーカーについては、主催者が手配したプロモーターが商品説明をした。また会場とイタリア現地の企業をオンラインで結び、商談がスムーズに進むようにした。そのため、各ブースにPC機器を配備し、通訳の手配も積極的に実施した。
そんな中、出展メーカーの日本代理店が孤軍奮闘する姿が見受けられた。レディスバッグで世界的に注目度が高いButi社の日本正規代理店及び輸入販売の㈱エルシオン（東京都港区）は、地球環境にやさしい新たな取り組みとしてサスティナブルな素材を使用したバッグコレクションを発表した。
続きは2021年4月号（3/15発行）掲載
