第3回ライフスタイルWeek関西「サステナブル、新生活テーマに自社ブランドデビュー相次ぐ」

9月28日から30日にインテックス大阪で開催された「ライフスタイルWeek関西(RX Japan主催)」では、新しい生活様式に対応したユニークな雑貨が続々と登場した。会場で好評を博した人気商品を取材し、ギフトの可能性を探った。

見所は中小企業のモノづくり。中小製造業者が消費者向けに自社ブランド商品を開発し販売する事例が増えている。日本の高い技術力を生かした製品は国内に限らず、海外バイヤーにも注目される。

アルミダイカスト部品を製造する多田スミスは、家庭用卓上こんろ鍋「CoNABE」を開発。固形燃料使用の卓上コンロにはなかったスタイリッシュなデザインが好評で、ブースにはひっきりなしに人が訪れた。卓上で炊き立てご飯(2合分)を楽しめるのも魅力の一つ。アルミ素材の家庭用盛り付け皿「cosara」も軽量で耐久性に優れ、今後ギフトなどへの展開も検討していく。また、老舗花火メーカー葛城煙火㈱は、プレゼント需要を狙った「お祝い花火」を2023年春に発売する予定だ。手持ち花火と線香花火の2種類でサプライズ感やパッケージなどの詳細は考案中という。

 

2022年12月号(11/15発行)掲載

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