母の日父の日ギフト/シャディ「母の年齢層拡げる 多様な商品政策」

母の日・meが10代〜70代の男女(計974名)に行った24年度母の日に関するアンケート調査によると、「母の日ギフトにかける予算」で一番回答が多かった金額は「4千〜5千円未満」(19・4%)で前年より2ポイント上昇。2位が2千〜3千円未満(19・2%)。一方で昨年よりも「1万円〜3万円未満」の高価格が増加するなど、お金をかける人、かけない人が極端に分かれる傾向。また「贈りたいものは何か」というアンケート(計818名が回答)では、「食品・グルメ」が23・2%(スイーツを含めると40・1%)と定番の「お花・観葉植物」(22・6%)を上回る結果。また「どのように探すか」(計818名が回答)では「ネット検索」が昨年より5ポイント減少(37・8%)の一方「実店舗で探す」が昨年より3ポイント増(37・2%)と、コロナの落ち着きとともに外に出て探す人が増加した。

物価高を考慮した価格施策

シャディ㈱(東京都港区、矢野輝治社長)では、こうした傾向を受け、売上げの柱であるセット商品の花の内容を見直し、売れ筋のマーガレット鉢植え「ストロベリーホイップ」とスイーツのセット商品の強化、新企画「母の日限定ムーミンPBスイーツと花束のセット」、人気の「さくらんぼ(佐藤錦)とカーネーションのセット」など商品価値の強化を中心とした企画・構成を行った。

 

2025年5月号(4/15発行)掲載

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