文具と紙製品の見本市「文紙MESSE2022」が8月2日3日、マイドームおおさかで開催された。オンライン展示会は7月1日から8月31日までロングラン開催された。2日の開場から13時までは業界関係者を対象とした商談会、13時以降と3日は一般にも公開され、3年ぶりの開催とあって待ちに待った文具ファンや親子連れが来場した。
新型コロナ感染の第7波の最中で、開催日には熱中症警戒アラートが発令されたことも重なり来場者数は5650人(2019年対比61%)だった。しかしオンライン展示会の閲覧数は、8月3日時点で15万3000人を超え昨年の22万3000人を大きく上回る見込みとなった。
3年前にはなかった感染対策グッズやリモートワークに関する商品が充実。コロナ禍によって変化した働き方や社会のしくみが文具にも色濃く反映された。オンライン見本市には、コロナ対策・関連グッズが特集され、飛沫感染対策グッズや抗菌仕様の文具が多数掲載された。また、リサイクル素材を使ったものなどSDGsを目指す商品も目立った。
2022年10月号(9/15発行)掲載