㈱大伸社(大阪市)は、見本市や新商品発表会をバーチャル空間で開催、出展できるプラットフォームサービス「meet×meet(ミーツ)」を11月4日から開始した。
賑わい感じるバーチャル空間
新型コロナウイルスの拡大が懸念されている中で、イベント・展示会が相次いで延期・中止になり、商談機会は大幅な減少傾向にある。この問題の解決に向けて同社は、長年にわたるデジタルコンテンツ制作支援業務や展示会の企画・運営業務で蓄積されたノウハウをもとに、オンライン上で商品・サービスの発表が可能となるバーチャル展示会プラットフォームサービスを始動させた。
従来のオンライン展示会では、リアル展示会にある賑わいが感じられないことや、担当者への質問や商談を行いにくい環境にあることが課題となっていた。
「ミーツ」は、「顔が見えるから話しやすい」という設計思想に基づき、オンライン空間で人に会う感覚を持ってもらえるサービスという意味を込めて開発した。例えば、出展ブースの担当者の顔をアイコンで表示するなど、バーチャル展示会でありながら“ヒト気”を感じられるブース空間を提供している。また、現在何人が訪問中なのかを表示することで、ブースの賑わいを体感することができる。
続きは2021年1月号(12/15発行)掲載