革新的なクオリティオブライフを提案
湾貿易センターと台湾国際貿易局が共催する「台湾エクセレンスHousehold Goodsオンライン製品発表会」が、8月18日開催された。優れた台湾ブランド製品に贈られる「台湾エクセレンス賞」受賞社のオンラインによる製品発表会で、乾唐軒(ASERA)、和荷時際(Herher)、台湾ガラス(TAIWAN GLASS)、世大化成(SEDA Chemical)の4社が参加した。
発表に先立って、台湾貿易センター戦略マーケティング部エグゼクティブディレクターのマーク・ウー氏が挨拶。「新型コロナウイルスの感染拡大が人々の生活スタイルや消費習慣を変え、より多くの時間を自宅で過ごすうちに、『おうち時間』の質を高め、快適に暮らしたいというニーズが顕著になっている。今回のオンライン発表会参加メーカーは、工夫を凝らした製品を提案しているので、日本市場の皆様の参考になれば幸いです」と述べた。
また、同戦略マーケティング部プロジェクトマネージャーのシェリー・リー氏は、台湾の家庭用品業界について紹介。「クオリティオブライフの向上は世界中の誰もが求めるものであり、これは言い換えると家庭用品業界には極めて大きなビジネスチャンスがあるということ。2021年1〜6月の台湾における家庭用品の売上高は、前年同期比10%増の154億米ドル。輸出額は同30%増を記録した。市場を牽引するトレンドは、持続可能性と環境への配慮で、台湾エクセレンス賞受賞商品のほとんどは、これらのトレンドに沿ったものになっている」と述べた。
続きは2021年10月号(10/15発行)掲載