一帯一路サミット/香港貿易発展局「パンデミックでテクノロジーの進化が加速」

香港特別行政区政府と香港貿易発展局は、11月30日・12月1日「Belt & Road Summit(一帯一路サミット)」をオンラインで開催した。昨年は70以上の国と地域から約5000名の参加があり、700以上のビジネスミーティングが開催された同イベントだが、コロナ禍でオンライン開催となった。

一帯一路構想とは、中国の習近平国家主席が2013年から提唱し現在も推進するアジアからヨーロッパ、そしてアフリカへとつながる巨大経済圏構想である。中国を起点としたアジア・中東・アフリカ東岸・ヨーロッパのルートを「一帯」とよばれる陸路と、「一路」と呼ばれる海路で結び、エリア全体で経済的な協力関係を構築するという中国の国家戦略である。国際都市香港は、B&R構想において中国とアジア・ヨーロッパ・アフリカとを結ぶ重要拠点とされている。しかし抗議デモやコロナによるパンデミックの影響で、構想の存続を懸念する声も上がる中、オンライン開催により世界各国からパネラー・スピーカーを招き16のセッションがライブ配信された。

 

続きは2021年2月号(1/15発行)掲載

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