ギフト経営インタビュー/ギフトサロン西山 西山孝彦 社長「スポーツ用品とギフトの融合ショップ」

「コロナの影響はゼロ」と明言する西山社長。マスクの需要増に加え、スポーツ用品とギフトの融合ショップがめざましい成果を上げている。

スポーツ用品の販売が家族総出の来店を招き、ギフト商品にも目を向けさせる、そんな新しい集客モデルの誕生である。

多い学校の入札依頼

—スポーツ&ギフトショップを立ち上げた理由は何でしょうか。

西山 元々、私は西脇市のギフトショップ以外に、神戸市の野球スクール(室内野球場)と徳島市の釣具店を経営していました。1年少し前に、西脇市でスポーツ店を経営している先輩から「店をやめる」という相談があり、地元でスポーツ店を展開したいと考えていた私は、在庫品を全部買い取る条件でスポーツ用品の販売を引き受けることになりました。これがスポーツ&ギフトショプが誕生するきっかけですが、昨年1月にスタートしてまずびっくりしたのは、学校関係の入札依頼があまりにも多かったことです。

“学納”と言いまして、市立や県立の学校で使用する運動用具、跳び箱、テント張りやグランドの黒土などの入札話がいっぱい来るのです。市がスポーツジムや高齢者向けの施設をつくるということで、ダンベルやエアロバイクなどの入札にバンバン声が掛かってきます。西脇市だけでなく、周りの市町村からも話がきます。また、今はコロナの影響で皆さんは家に閉じこもっていますので、スポーツ用品の個人予約も多く入ってきます。

続きは2020年11月号(10/15発行)掲載

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