総合問屋最大手シャディ㈱(東京都港区、飯田健作社長)が一般社団法人日本ギフトサプライヤー協会(ギフサ)の正会員に加入した。東海林秀典会長は「シャディの加盟によってギフト専業界のシェアは90%、カタログギフトに関しては名実ともに日本を代表する団体になった」と2022ギフサ総会懇親会で報告した。
2020年は中止、2021年はYouTube形式、3年ぶりの通常開催となった総会は5月20日、ホテル雅叙園東京で正賛助会員105名が参加。午後からの政策委員会(足立隆浩委員長)では今期の主な議題確認とスケジュール調整を行い、理事会(社長会)では、シャディの正会員加入、21年度決算を満場一致で可決した。
社長会で東海林会長は「2020年初頭に新型コロナウイルスが蔓延し、丸2年以上が過ぎました。当初はこのような混乱が続くとは誰も予想できませんでした。結婚式や企業の式典が中止延期、贈りもの文化の根底が崩れるような時期もありました。しかし少しずつ日常が戻りつつあり、ギフト業界にも明かりが見えてきたのではないでしょうか。本日はフェイスツーフェイスで業界の課題を共有・解決していきたい」と挨拶。各社の近況報告、紙などの資材、仕入れ価格の値上がりなどについて意見交換した。
2022年7月号(6/15発行)掲載