㈱薫寿堂(営業本部・神戸市、魚住朋樹社長)の2025年線香・お香の販売傾向は、コロナ禍で需要が大きく増えた贈答分野も落ち着きを見せ、家庭用実用品も現状維持が厳しい状況であるという。
仏事用線香(実用品)が厳しい状況にあるなか、お香は好調でシェアを伸ばしている。葉っぱの形をした紙のお香「HAKO(ハコウ)」、和紙を使った「WASHIINCENSE(和紙インセンス)」、紐タイプのお香「AROMA Cord(アロマコード)」と、ユニークな商品開発で注目を集めている。昨年は単体で焚け、自分でも香りの焚き合わせができるお香「& INCENSE(アンドインセンス)」を発表、ギフトボックス入り3種類を提案した。
2026年1月号(12/15発行)掲載