アピデメッセ春夏「ロングテール戦略と新たな食ブランド開発」

アピデメッセが1月18、19日の2日間、マイドームおおさか(大阪市中央区)で開催された。3年ぶりの大規模会場(600坪)でのメッセとあって海外、地方から多数の来場があり、両日ともに大盛況だった。「独自性と付加価値」の追求をテーマに掲げる中村雅昭社長には、メッセのあらましと23年度の経営・MD方針、各コーナー担当者には新規商材と新たな取り組み、販売政策などについて取材した。

注目はロングテール戦略と食品新ブランド『ええもんKANSAI』の立ち上げ。「売れ筋や定番の既存ギフトのジャンルでは相変わらず激しい陣取り合戦や競合が繰り広げられています。ニッチな商材やユニークな商品で売上げをつくるのがロングテール戦略。ギフトやネット販売はもともとロングテール性を色濃く備えた商売です」と中村社長。今後独自性という観点から商材と売れ行き動向を分析していく。さらにアピデの本拠地である関西には、「まだまだ隠れた銘品や旨いものがいっぱい眠っています。ええもんKANSAIを商標登録し、関西地域への社会貢献とプレミアムグルメ産直の開発」が狙いと言う。

 

2022年3月号(2/15発行)掲載

最新情報をチェック!