モノからコトへ、贈り物のカタチも年々進化しているが、今回取材した「㈱Solid love（ソリッドラブ）」の栃原悠希さんが作るのはお母さんの思いをカタチにした「母乳ジュエリー」。
12年間暮らしたオーストラリアから、家族で岡山県吉備中央町に移住したのが4年前。最初は子供たちに日本語を覚えて欲しいとの思いから始めた「お試し移住」だったが、本格的な「母乳ジュエリー作家」へのスタートとなる。
日本では赤ちゃんが産まれると「へその緒」を桐箱に入れる習慣があるが、欧米では「母乳」をジュエリーにするのが人気なのだという。日本初上陸という注目の商品開発について尋ねた。
きっかけは自らの授乳体験
さて、母乳とジュエリー。気になるのはその制作過程だが、母乳はそのままにしておくと茶色く変色するため、白く美しい色にとどめるための企業秘密が肝となる。
2024年6月号（5/15発行）掲載
