東急ハンズ梅田店10階で展開中のカレンダー・ダイアリー売場は、今年も圧倒的な品揃えとすっきり見やすいレイアウトで人気を博している。コロナ禍で、全体の来店客数が減少し苦戦を強いられる中、東急ハンズならではの戦略で集客に成功している。売れる商品ではなく売りたい商品を打ち出し、魅力が倍増した売場を訪ねた。
カレンダーで旅をする
カレンダー売場では、エレベーター前のメイン通路側に今年ならではのコーナーが設けられている。まずは、日本や世界の絶景、パワースポットを集めた「カレンダーで行くバーチャルトラベル」。「Gotoキャンペーンが始まったとはいえ、まだまだ出かけることに抵抗がある状況。そんな重苦しさを払拭し少しでも旅気分を味わっていただけるよう考えました」とカレンダー売場担当友田裕氏。ハンズオリジナルの新商品は「銭湯めぐりカレンダー」。〝ハンズ銭湯部”がおすすめの銭湯を厳選した。卓上タイプの週めくりカレンダーと壁かけカレンダーの2種類がある。
続きは2020年12月号(11/15発行)掲載