日本国内のみならず、世界各国で大人気の和牛。シャディ㈱(東京都港区、飯田健作会長兼社長)は、その和牛の中でも年間の生産頭数構成比が1%に満たない希少和牛(尾崎牛、土佐のあか牛、短角牛)と日本三大和牛(神戸牛、松阪牛、近江牛)を中心とした新ブランド「和牛苑」を立ち上げ、5月30日には本邦初となる希少和牛のカタログギフトを発刊、さらに中元などの夏ギフト商戦の目玉企画の一つとして展開していく。
希少和牛人気の背景
同社によれば、希少和牛の人気の高まりには、海外で和牛の美味しさが認められ輸出が急増、ふるさと納税返礼品の人気上位にランキング、幅広い年齢層でお肉を贈ることが定着という3つの要因により需要が拡大、高級品になればなるほど商材の確保は困難を極めると言う。
「世の中に滅多に出回らない、大切に育てられてきた10種類ほどの希少和牛のうち、尾崎牛、土佐のあか牛、短角牛の生産者の方と直接商談しました。貰った方が希少和牛の美味しさに感動され、次は自身が購入、贈り手になるというギフト流通に共感いただいたことで、本企画を実現させることができました」(大村泰治取締役マーチャンダイジング本部長)
2022年6月号(5/15発行)掲載