「中国広西商品博覧会」が5月22日に開幕/新エネルギーEV車に注目

中国・広西の優れた商品が一堂に集まる「中国広西商品博覧会」が5月22日(水)から24日(金)の3日間、インテックス大阪1号館(大阪市住之江区)で開催される。主催は中国広西チワン族自治区商務庁、工業&情報化庁。開催に先駆け、5月17日にスイスホテル南海大阪(大阪市中央区)で記者会見を開催、メディア約20社が参加した。

広西チワン族自治区(人口5743万人)は、南は北部湾に面し、南西部はベトナムと接し、中国で唯一、アセアン諸国と陸海で繋がっている省区である。

冒頭、広西商務庁外貿副処長の刘玲松氏が「広西は自動車・機械・情報などの工業クラスター、穀物・果物などの農業クラスターを有し、どちらも1000億人民元の規模に拡大している。日本との経済貿易は年々拡大、2023年の貿易総額は60億8000万元(1元約21円)にのぼった。博覧会は対日協力の一例で友好が深まることに期待したい」と挨拶した。

続いて大阪商工会議所国際部次長の田中雅俊氏、関西中華総商会名誉会長の河原玲青氏が博覧会の概要と期待を述べた。

博覧会は広西が誇る「食品・農産品」「軽工業消費財」「新エネルギー自動車と機械部品」の3つのエリアに分かれ、70社以上100を超える商品を展示。初日の5月22日の開幕式をはじめ、製品発表会などイベントも充実する。

広西では新エネルギー産業分野の発展に伴い、電気自動車、リチウム電池、太陽電池製品の輸出が持続的に増加し、新たな成長分野として注目されている。

記者会見の様子。関係者5名が登壇し、博覧会の魅力を語った
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