藤田商店 藤田和夫 社長「次のギフトのビジネスモデルは」

このコロナ禍で、リモートワークでもかなりの仕事がこなせることが判った。決済用のビジネスアプリでゴーか待ったかの指示ができ、契約以外などの決済業務でハンコを押すためだけに会社に出る必要はほとんどない。仕事の進捗や情報はグループウエアで共有、ネット会議は本音が出ないといぶかる向きもあったが、上司が回りにおらず、かえってプレッシャーから解放されて普段発言しない人が積極的に話している事例もあるようです。リモートワークの実証が進んだことはIT化の遅れている日本企業にとって一番の収穫になったのでは。

売上げはマスクや衛生用品が貢献し、思ったほどは落ち込んでいない。営業訪問ができなかったが、お客さんの求める商材があれば、電話やメールで素早く商談が成立したように思われます。ワクチンや薬ができるまで油断はできないが、むしろアフターコロナのギフトのビジネスモデルはどうあるべきかを、この3カ月は考えさせられました。

 

続きは2020年9月号(8/15発行)掲載

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