防災用品専門店/防災ファーム「日常使いで〝もしも〟に備える」

2019年5月にオープンした「防災ファーム」は、全国でも数少ない防災専門のアンテナショップだ。運営するのは50年にわたり、学校向けの教材や防災用品の販売を手掛ける三和商事(千葉県船橋市・小林正樹社長)。

家庭向けに「いつも使っているものを防災対応に変えませんか」と、日常でも役立つ防災用品や非常食・備蓄食をセレクトして販売している。また、メーカー機能を併せ持ち、オリジナル防災用品の開発も同社の得意とするところ。防災専門の企業が開発した安心感とリーズナブルな価格を魅力としている。

家庭備蓄のニーズ高まる

昨今、全国各地で自然災害が相次ぎ、家庭備蓄を始めたいという要望が増えた。だが実際は「どこで購入するのかわからない」「必要なものがわからない」といった理由で備蓄に踏み切れないことが多い。店舗運営担当の大西紀子氏は「防災用品や非常食・備蓄食は従来に比べ、常備しやすく進化しています。試食や体験を通じてご購入頂く場を提供したいと考えました」とオープンのいきさつを語る。

 

続きは2021年6月号(5/15発行)掲載

最新情報をチェック!