葬儀事情/アメリカ「サステナブルな 堆肥葬に予約殺到」

世界の主な葬送方法といえば火葬と土葬の2種類だが、人間の遺体を土に返す「堆肥葬(有機還元葬)」がアメリカでスタートした。2019年4月、アメリカ・ワシントン州が「堆肥葬(有機還元葬)」を合法化。遺体の堆肥化に取り組む企業「RECOMPOSE(リコンポーズ)」が、2021年に世界初の堆肥葬事業を同州・シアトルで開業した。

アメリカでは、埋葬する土地不足問題や、経済的な理由で葬送費用を払えない家庭など、多くの葬儀問題を抱えている。堆肥葬は今後の葬儀業界に大きな一石を投じたと評される。

 

2022年4月号(3/15発行)掲載

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