全国カレンダー出版協同組合連合会/臨時総会「原材料価格の高騰 2年連続の値上げは避けられず」

全国カレンダー出版協同組合連合会(略称全カ連・JCAL)は、2月8日ホテルグランヴィア京都で臨時総会を開催した。

冒頭に宮﨑安弘会長が「昨年は資材や運賃などの価格上昇が大きかったのですが、販売価格への転嫁にご理解を得て、大きな混乱なく終えることができました。しかし、販売数量の減少を見ますとまだ影響は続いていると思われます。今年はさらに用紙代、関連資材、電気、エネルギーなどが大幅に値上がり、どう乗り切るかを考えていかなければなりません」と開会の辞を述べた。

司会の渡邉一弘専務理事が議長に選出され総会が始まり、委員会報告では宮﨑真典広報委員長が4月20・21日北とぴあで「2024年版新作展示会」の開催を報告。杉本庄吾日表委員長は「用紙代の高騰、金具の値上がりも大きい」と報告した。また、審政義出版委員長からは、5年間なかった『全国突き合せ会』を4月21日に開催することを報告。今後も3年に一度を目処に開催していくとした。

2023年4月号(3/15発行)掲載

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