ノベルティにも人気、オリジナル絵本 「ウィッシングブック」

外出自粛の影響で、家で過ごす時間が増えている。そこで人気再燃の予感を感じさせるのが絵本ギフトだ。

通信館が手掛ける「ウィッシングブック」は、1994年にカナダから日本に上陸した。自分(贈りたい相手)が物語の主人公となって活躍することができるというものだ。日本ではそこまで知られていないが、米国ではギフトに幅広く利用され、すでに2000以上の企業が取り扱っているという。

同ブックはオリジナル絵本の草分け的な存在で、物語も製本も発売当初からほぼそのままだ。そのクオリティは、現代においても高く評価され、幅広い世代への贈り物、また企業ノベルティに選ばれ続けている。巣ごもり生活を癒してくれる、感動ギフトである。

昔からの美しさそのままに

「ウィッシングブック」は、1980年にカナダの児童心理学者によって製作された。物語に名入れができることで、自分の物語が完成する仕組み。物語、製本は日本人向けにアレンジされている。

主人公を自分の名前に置き換えられるだけでなく、登場人物に家族や友人の名前を、さらには住所、年齢、お気に入りの場所や誕生日などを入れることができる。贈り手からのメッセージ(60文字)を、絵本の最終ページに印字することも可能だ。

続きは2020年7月号(6/15発行)掲載

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