「新生ツインバード」へ、創業70周年でブランド再構築

ツインバード工業(新潟県燕市、野水重明社長)は11月9日、東京都渋谷区の渋谷ヒカリエにおいて「創業70周年リブランディング&新製品発表会」を開催した。

同社は1951年、メッキ加工業として新潟県燕三条地域で操業し、1984年から本格的に家電事業を始め、今年創業70周年を迎えた。様々な暮らしのニーズに応えるべく、本質的に価値ある家電を追求するという想いのもと、今回のリブランディング(ブランド再構築)を発表。併せて同社が掲げるブランドプロミス「心にささるものだけを。」を策定した。まさに「新生・ツインバード」を強くアピールした。

野水社長はリブランディングに至った背景について語る。「日本の家電市場に目を向けてみると、全体としてダウントレンドにある。その要因は人口減少、需要の飽和など複数あり、コロナ禍も含めた生活者の価値観が大きく変化している。創業70周年の年にこそ、取り組むべきと考えていたドイツのバウハウスで得た『技術と芸術の融合から生まれる素晴らしいプロダクト開発』をヒントとして、その価値をきちんと伝えていくために今回のリブランディングを決意した」。

2022年1月号(1/15発行)掲載

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